DXの前に、まずは「デジタル化」から
最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく耳にするようになりました。
DXとは、デジタル技術を活用して、仕事の進め方やサービス、会社の仕組みそのものをより良く変えていくことです。
ただし、すべての会社がすぐにDXに取り組めるわけではありません。
特に中小企業や小規模事業者では、今でも紙の書類、FAX、手書きの台帳、Excelへの手入力などが多く残っていることがあります。
このような場合は、無理に「DXを進めなければ」と考える必要はありません。
まずは、
紙で管理している情報をデータ化する
何度も同じ内容を入力している作業を減らす
社内で必要な情報を共有しやすくする
手作業で行っている業務を少しずつ自動化する
といった「デジタル化」から始めることが大切です。
たとえば、
紙の台帳をExcelやシステムに変更する
↓
入力した情報を社内で共有できるようにする
↓
集計や転記を自動化する
↓
蓄積したデータを業務改善に活用する
このように段階を踏んでいくことで、その先にDXがあります。
簡単に言えば、
デジタル化は「今の仕事を便利にすること」
DXは「デジタルを活用して仕事のやり方そのものを変えること」
です。
大切なのは、「DX」という言葉を目標にすることではありません。
現在の業務の中にある「時間がかかる」「二度手間になっている」「特定の人しか分からない」といった問題を一つずつ見つけ、ITを使って改善していくことです。
DXへの第一歩は、大がかりなシステムを導入することではなく、自社に合った小さなデジタル化から始めることなのかもしれません。

